健康2015-07-10
風俗の仕事をするにあたって、避妊はどうすればいいのか？というのは多くの女の子が心配することのひとつです。
性的接触がある以上、性病と同様に妊娠のリスクというのもゼロではありません。
しかし、ちゃんと自分を守れる方法もありますので安心してください。
現役風俗嬢が行っている避妊対策について知りましょう。
■基本はピル服用！
避妊に高い効果を持つのはやはりピルです。
ピルは、正式には「経口避妊薬」と言って、成分は「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つの女性ホルモン。
簡単に言うと、排卵を起こらなくさせる薬です。
＜風俗嬢のほとんどが服用している＞
ピルは安全性が高く、比較的安価（1ヶ月2,000～3,000円）のため、ほとんどの風俗嬢が常用しています。
特にソープランドでは本番行為があるため、必須アイテムになります。
ソープランドの中にはコンドームを着用できるお店もありますが、コンドームの避妊率は80～90％と言われており、破損などで精子が漏れない保障はありません。
ヘルスも、素股で膣内に精子が入る可能性はあります。
万が一に備えて、特にヘルス嬢、ソープ嬢はみんなピルに頼っているようです。
＜ピルは避妊できるだけじゃない＞
ピルはホルモンバランスを整える薬ですので、生理不順や肌荒れが改善されるという利点もあります。
生理日が正確に予測できれば出勤できる日数も増えて稼げますし、肌荒れがなくなるのは嬉しいですよね。
また、生理痛が軽くなる効能もあり、一旦ピルを飲むと手放せないという女の子も多いのです。
＜慣れるまでは副作用も＞
メリットが大きいピルですが、副作用も多少あります。
個人差がありますが、頭痛、むくみ、吐き気などを感じる人もいるようです。また、太りやすくなる人もいます。
■アフターピルについて
アフターピルは、ピルを飲んでいない状態で性行為をし、受精してしまったとしても、72時間以内に服用すれば子宮に着床するのを防ぐ、というものです。投与が早いほど効果が高いと言われており、行為後24時間以内に飲むのが理想です。
万が一事前にピルを飲まずに、お客様に中出しされてしまった、精子が膣内に入った、という時でも75～90％ほどの確率で妊娠を防ぐことが出来ます。
もちろん、行為の前にピルを飲んでおくのがベストですが、忘れてしまった時のために覚えておきましょう。
■コンドームを着用してもらう
お店によってはお客様にゴム着用を義務付けています。
コンドームとピルを併用すれば、避妊率は95％以上となり、概ね安心と言えるでしょう。
お客様と二人きりになっていいムードの時に「ゴムをつけて」とはなかなか言いづらいこともあるようですが、自分の身を守るのは自分しかいません！
そこは上手に誘導してつけてもらうのも、風俗嬢のテクニックのひとつです。
また、コンドームの適切な着用は避妊だけでなく性病防止にも役立ちます。
■避妊リングという選択肢もある
避妊リングは別名IUDとも呼ばれていて、子宮の中に入れて受精卵の着床を防止する小さな器具です。
婦人科で1日で入れてもらえます。効果は2年～数年続き、薬のように副作用がないのがメリットです。
また、もし妊娠を望む状況になればすぐに取り外すこともできます。
現在のところあまりメジャーな避妊法ではありませんが、避妊率は99％と高いので、利用者は増えてきています。
風俗嬢でも、ピルを毎月買って飲むよりラク、喫煙しているのでピルが飲めない、などの理由で避妊リングを入れる女の子もいます。
■自分にあった方法で避妊して、安心して働こう
上記のように、避妊にはさまざまな方法があります。身体に合うかどうかは個人差があるので、必ず婦人科に相談してくださいね。
風俗のお仕事は、常に妊娠や性病の危険と隣り合わせであるということは間違いありません。
しかし、自己管理さえきちんとしていればそういったリスクを避けることができますし、気を揉む必要もないのです。
しっかり避妊対策し、安心して全力でお仕事に臨みましょう！
